君といる風景

Music:八木 雄一
Vocal & Lyrics:秣本 瑳羅

夕焼け 歩く道
君がふと指をさす
僕の背を目で追いながら
笑っていた

風吹き抜けて
眩しく揺れてる向日葵畑

ここにいるよ (君といつか)
いまでもずっと(はしゃいだこの場所で)
君との時間は色褪せずに(どこにいても)
いまでもずっと(あの懐かしい景色)
君の手が僕を離れてても

一人で歩く道
僕はまた振り返る
胸苦しくて
心が無意識に君を探すよ

ここにいるよ(君といつか)
これからずっと(過ごしたこの場所で)
僕らの軌跡は色褪せずに(覚えていて)
今でもずっと(あの懐かしい景色)
大好きなあの歌を歌って

夏が終わり列車の扉越し
窓撫でて交わした約束

ここにいるよ (君と二人)
いまでもずっと(過ごしたこの場所で)
君との時間は色褪せずに(君の影が)
いまでもずっと(通り過ぎていくよ)
時間だね 汽笛が鳴っている


Comments
初めまして!
音楽はノージャンルで聴くの作るの大好き雑食の八木雄一と申します。
今回はお題を貰ってそのイメージから創らせて頂きました。

誰しもが、感じたことがあるであろう

「寂しさ」 「優しさ」 「刹那さ」 「懐かしさ」

もう溢れる沢山の感情を詰め込みました。

瑳羅さんは僕の大好きな歌い手さんです。
瑳羅さんの歌声は絹を紡ぐかのように繊細でいつも歌声の細部まで聴きいってしまいます。
今回も曲の世界をバァーッと広げてくれました。
そんな紡ぎ出された世界を聴いてみてください。
個人的には真っ暗な部屋で星空を見たり、眠る前なんかに聴いて貰いたいんだなぁ~

by 八木 雄一


八木さんはいつも様々なジャンルの曲を手がけてご活躍なさっている方です。曲のイメージをお伝えするとき、こう見えて少々ツンデレな私はご本人には海外アーティストのサンプル曲をお渡ししましたが、
でも実は八木さんの曲の中でどうしても忘れられないバラードがあって、その曲に近いイメージで私の声質に合うよう少し民族的なテイストを入れたものをリクエストさせていただきました。
デモ曲を聴いたとき、のどかな空とアスファルトの道、その道を挟むように左右に広がった花畑がセピアカラーで鮮明に脳内に浮かんできて、もうそのまま頭の中でムービー作って歌詞にしちゃえ!という勢いで作詞していきました。
すごく懐かしくて切ないんだけど、でも悲しいというわけではなくて、ちょっと強引に表現しますが「これから過去の出来事として受け入れなくてはならないひと夏の甘酸っぱい体験を、この先ずっといい思い出として残しておけるよう今一度振り返っている歌」みたいなニュアンスで感じとっていただけたらすごく嬉しいです。
それにしても甘酸っぱい。若かりし頃のことを思い出します。いま?もちろん若いですよ。若いですとも。

by 秣本 瑳羅

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