還らざる声 Music:Cororo 足を折り畳んで蹲る時間の渦の底 |
Comments この曲を書いている時に、頭に浮かんで離れないイメージがあったのです。 馬と荷馬車と夕暮れ。作詞段階のやりとりで、さらちーにも同じイメージが浮かんだそうでキャッキャウフフしたのを覚えています^^ こういう曲がいい!って教えてもらった曲も、共通して好きな曲だったおかげでテンションが上がり、気付いた時にはメロが大変な事になってしまったのですが、 今回も難しい曲をしっかり歌って頂けてもう頭が上がりません! 物悲しくも美しい歌詞は本当に印象的です。 by Cororo 安定と信頼のCororoサウンド2発目?いやこっちは今作書き下ろしなので1発目?です。Cororoにはちょっと前からこういう系の曲やってやってと駄々っ子のようにお願いしていたような気がします。今回やっと念願かなったわけですが…やっぱり!!絶対キレイなの作ってくれるって信じてた!!ありがとう!!! 欲張りな私には大変うれしいがっつりボリュームのバックコーラスで、1曲で2曲分くらい楽しい思いをさせていただきました。残念ながら造語の歌詞は載せておりませんが、気になる!という方にはコッソリもしくはみんなが忘れたころにブログかなにかで唐突に紹介できたらいいなと思っています。 作詞のテーマは「走馬灯」です。私はちょうど3年前に母を病で亡くしましたが、それからというもの「生と死の狭間にいるときっていったいどんななん?」っていうのがずっと気になっていて、それを妄想しながら全部精神世界の中で完結させようとしたんだけどよく考えたら狭間にいるわけだからたまに現実がちらついててもおかしくないよね。っていう妙にリアルな試行錯誤を繰り返して完成しました。 妄想がリアルなだけにたぶん今アルバムのなかで一番時間かかったし一番苦労しました。表現が物語のようにわかりやすくなってしまっては面白くないというひねくれたこだわりのせいで、「わけもわからずこんなトコでこんなものが見えてる状況だよ~」というのを書き連ねるだけにしました。こ、このひねくれものー>< だって正解は私にもわからないしそれなのにあんまり決めつけたことは書けないし…(うじうじ でも、自分が体験したことないものって想像すればするほど興味がわいてきますよね。人って本当に不思議。正解は母が知っていますが、聞きに行けるころには私ももう知っているはずです。 by 秣本 瑳羅 |